2011.7.31(ピアノ・春日井康平

 皆さまこんにちは。ピアノ春日井です。暑い日が続きますがお元気でしょうか?僕は暑い夏は大好きなのですが不本意にも熱中症になりました。テューバの友枝とお風呂屋さんで二日続けて演奏し、二日とも長時間露天風呂で粘り、というか二人で話し込み、サウナにも入り気持ちよかったはずなのに・・・家に帰ってから調子悪くなりました。露天風呂で日焼けしました。長風呂は気をつけます。 

 日本で前回一人でソロを弾いたのはもう早くも5年前。あの時は母校の高校で「ゴルトベルク変奏曲」を弾きました。一曲90分で休憩なしという異常な長さに耐えてくれた聴衆の皆様には心から感謝しています!正直あの時は技術的にも曲の規模でも「ゴルトベルク」の壁は高く弾くことに必死でした。でも本当に奇跡としか思えない曲です。 

話は変わって現代、特に若者にクラシック音楽が人気ないのは「①曲が長い②ノリが悪い」が主な理由なのではないかと思います。だとすれば「一曲が短くて比較的ノリの良い曲を演奏してみよう」という単純な発想で作ったプログラムが今度の曲目です。 

 今調べると偶然にもゴルトベルクから丁度ぴったり5年の日に演奏します。 

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9月3日(土曜日)14時開演(13時半開場) 
港南区民文化センター ひまわりの郷ホール 
(京急/横浜市営地下鉄 上大岡駅の駅ビル4階) 
上大岡は京急で横浜から9分、品川から27分です。 
入場料2000円、高校生1000円、中学生以下300円 


 ルネサンスから近現代までの舞曲(実際に踊る為に作られた曲ではないけど)ばかりを集めた小品が中心のプログラムです。作曲家は:バード、バッハ、シューベルト、ショパン、シュトラウス2世、ブラームス、ナザレー、ジョップリン、瀧廉太郎、山田耕筰、信時潔を予定しています。(一部変更の可能性あり) 

 音大のピアノ科はソナタ、協奏曲、変奏曲というような大曲を練習する傾向がありそんな中で公の場で弾けなかった曲ばかり集めました。どの曲も一度もレッスンで見てもらっていないのは挑戦でもあります。タンゴ、サンバ、お囃子、なども僕には新しいジャンルなので楽しみにしています。3人の邦人作曲家も聴いて頂きます。ドイツ/欧州留学を経て日本に西洋音楽を持ち込んだ偉大な方々です。僕自身日本人として西洋音楽を演奏しているので言葉にできない深い感銘を受けています。 

 演奏会場は家に比較的近くてスタインウェイのフルコンがあるという理由で決めたもののとても大きなホールなので皆様のご来場を心よりお待ちしています!比較的クラシック音楽が苦手な方にも楽しんで頂けるような選曲だと思います。最後に、来る時はぜひ手ぶらで!